2009.10.12. 月曜日
ハリーとトント
仕事柄、高齢者のお宅にお邪魔する機会が多く、
先日も、ご本人だけでなく、可愛いらしいワンちゃんネコちゃんのお出迎えもあって、
もはや、お馴染みの光景なのですが、やっぱり多いんですよね。
愛犬、愛猫の存在が、生活の癒しになる話は、よく聞きますが・・。
そして、今回ご紹介するのは、『ハリーとトント』という映画です。
老人ハリーと愛猫トントが描く、温かく切ないアメリカ横断ロードムービーです。
30年ほど前のアメリカ映画ですが、
現在の東京で高齢者介護の仕事をしいてると目の当たりにする老人問題を
そのまま取り上げているかのような映画でした。
老人ハリーは、N.Yのアパートで愛猫トントと暮らしていましたが、
行政の区画整理の立ち退きを強いられます。
止むを得ず長男家族宅に引き取られますが、なかなか上手く行かず、
ハリーは、トントと一緒にシカゴやカリフォルニアへ他の子供たちを訪れる旅に出ます。

ハリーとトントの名コンビの「珍道中」な旅が、どこまでも可笑しくて。
バスに乗ったら降ろされたり、中古自動車買ったり騙されたり・・・、
それでも、いつだってマイペースなふたり!
旅の途中での出来事や人との出会い、
その時のハリーの考え方を通じて、映画を観る人がいろいろ考えさせられます。
トントと別れ、
ラストシーンで、女の子のいたずらっぽい仕草に、微笑むハリー。
「これも人生さ」
※ ※ ※
自分の考えをしっかり持って、年をとっても子どもに頼ることなく、
そして、自分の生き方を他人に押し付けることもなく、どんな相手でも尊重して楽しく生きていく。
ハリーのように年をとれたら素敵だな、と思いました。
とっても良い映画です。

N.Yの街をお散歩するトント。

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